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片栗の花

私の見たLAO

わたしのみたLAO  2002/08/12 02:51
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7月30日から8月7日まで、ラオスとタイへ行ってきました。
  LAOS 【VIENTIANE、LUANG PRABANG】 

0 私の旅行先がラオスだとすぐ言えたのは、行く直前です。
それほど私にはラオスはなじみのない国でした。

  LAOSは次のような国です。
  国土は日本の本州。国境を5カ国に接し、インドシナの中心に位置。
  人口485万人(首都ビエンチャンに10%)
  高度により住む人の違いがあり、70%はメコン川流域のLAO人。
  時差ー2時間、熱帯モーンスーン気候(雨季、乾季)平均28℃。

  LAOの歴史はランサン王国です。シャムの属国、フランスの植民地、
  日本の占領後独立、ベトナム戦争時第2次大戦以上の爆撃を受け、
  1975年王国廃止、ラオス人民共和国となり現在に至っています。

1 LAOはノップ(挨拶の時、胸の前で手を合わす)に象徴された国。
  服装は地味ですが、温和ですれていない。最後に残された桃源郷?
  日本の大正時代の写真から抜け出てきたような顔と心を感じました。
  ラオス5.jpg
2 森の緑とメコン川の流れるLAOは物乞いどころか道路に人気がない
  のです。
  (インドのようにうろうろしている子供や手を出す人がいない)
  森の緑は人々を飢えさせないようです。
  
3 メコン川は両岸の大地を溶かして赤く濁っていました。自然破壊?
  豊かな川の恵みをもたらしていないように思えました。
メコン.jpg

4 雨季というのは雨が降る季節という程度の意味なのでしょうか。
  私は常に雨が降り、道路が川のようになるイメージでした。
  赤っぽい道路は埃もたたず、乾季より過ごし易い
  (マスクがいらない)

5 LAOの女の人はシン(巻きスカート)です。サンダルをはき
  オートバイの二人のりが通勤スタイルです。(自転車は少ない)

6 バザールには野菜と果物がいっぱいでした。肉はなく魚もわずかです。
  味付けはやさしく日本人好みです。
ラオス3.jpgラオス2.jpg
  
7 ランサン王国の王都LUANG PRABANG(世界遺産に指定)はさしずめ
  日本の京都です。違いは金ぴかのお寺と少年修行僧です。
  街を歩くのは外国人観光客と少年修行僧だけです。
  寺の集団生活で若者の教育がなされているのでしょうか。

8 朝5時半、各寺々から少年修行僧の托鉢の一列行進が始まります。
  ところどころで跪いた街の人から、お布施を受けます
  (僧は丸いボールを持ち、受け取るものは食べ物)。
  どのような人たちが毎日これだけの僧に寄進するのでしょうか。
ラオス3.jpg

9 緑が多く、雨も降り蚊に最適なはずなのに蚊がいない。なぜ?
(蚊取り線香いっぱい持ってきたのに無駄でした)

10 お金はKipですが$もB(タイバーツ)もどこでも使えます。
 $の両替の必要がないのです。これは何を意味するのか?
 1$=10000Kipで麺3000Kipほど。硬貨なしです。
 単位が大きくて少し使いづらいです。
 
 TV局はLAO局1つ、タイ局5つ、NHKも見れます。
 タイの影響が大きいのでしょう。Eメールも可能です。
ラオス1.jpg


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